OOするだけダイエットとか

△△するだけで月利10%ゲット など

~するだけ のキャッチフレーズが流行っています。その背景にあるものは―

# 情報化社会

今日のように情報が氾濫する社会においては選択肢が多すぎて

これだけ と言ってくれるのはうれしい。

# 成功体験

人類の歴史は~するだけ を獲得して便利、効率を求めてきました。

スイッチを押すだけでライトがつく

蛇口をひねっただけで水が出る など。

より利便なものには心をひかれます。

# トレンド

ものがあふれてきた状況への反省として

食事は一汁一菜でいい

ふらんす人は服を10着しか持っていない

のような簡素さに魅力を感じる傾向があること。

 

~するだけにくくれるテーマ くくれないテーマ

簡単に言えば 単純系は可能 複雑系は不可能 です。

~するだけで 日曜日に人込みをさけて過ごす これなら―

 朝6時に大型店の24時間コーナーで買い物を済ませる

 ランチは混み合う時間帯をさけて11時頃行く

 主要道は混み合うので目的地へは裏道を使う

 のようにサマライズできます。

 

~をみるだけでゲリラ豪雨を予知する方法

テーマが複雑系なので無理です。

―日々の生活に 「~するだけ」 を活用する―

 

たとえば子供に中学3年の数学を教えるとします。

子供は3年の数学はあれこれあってたいへんと思っているでしょう。

全体像がイメージできていません。

そこで

中3数学は ばらす くくる ルート 放物線 △ 〇

たったこれだけだよ

~するだけでいい という印象をインプットしてあげることにより

全体像がつかめて、後の勉強が楽になります。

 

何のことか 解説します。

x + a)(x + b) = x 2 + (a + bx + ab

ご存知のように左辺 ⇒ 右辺が展開  (ばらす)

       右辺 ⇒ 左辺が因数分解(くくる)

ルートは √ です。  放物線は2次関数のこと

△ には三角形の相似や三平方の定理

〇 には円周角などがあります。

 

不要なものを減らすのが 「 断捨離 」

 

頭の中のクロゼットを整理する魔法の言葉が 「 ~するだけ 」

 

大きな問題に取り組む時、実践目標を小刻みに分けて

当面は「 ~するだけ 」と整理していくと案外楽になるのではないでしょうか。