小説や映画の製作では「場所設定」が重要です
舞台となる町や地方のディテールが作品に味わいを添えています。
わたしはアメリカの小説やハリウッド映画をよくみます。
チリも積もれば で米国のいろんな州の作品に接してきました。
いくつかご紹介したいと思います。
[ニューヨークやロサンゼルス]
よく映画ドラマの舞台になるので
視聴した方も多いでしょう。
以下ビデオでみたものはDVDと記入 それ以外は小説で読みました。
[ボストン]
リゾーリ&アイルズ DVD 犯罪捜査
[ヴァーモント]
黙約 殺人事件
[バージニア]
欲望のバージニア 禁酒法時代の密造酒作り
[ハワイ]
ハワイFIVE DVD 犯罪捜査
[フロリダ]
CSI 科学捜査班 DVD 犯罪捜査
[アイダホ]
禁漁区 地方の土地がらみのスキャンダル
[サウスダコタ]
61時間 豪雪の町に隠された密売組織
[コロラド]
コロラドの血戦 デベロッパーと環境保護団体との闘い
[ジョージア]
風と共に去りぬ DVD
[ワシントン州]
眠る狼 祖父を撃った犯人を捜すクライムサスペンス
[全米を転々とする]
スーパーナチュラル DVD スピリチュアル系
旅行ガイドブックにはメジャーな観光スポットしか記載されません。
観光とは無縁な町のたたずまいや人々の営み、社会のダイナミズム
は小説・ドラマのストーリーを通して知ることができます。
英語の小説は日本語に翻訳されると
原文より迫力がそがれることもあります。
しかし、優れた作者の力量は言葉の壁を越えます。
日本語で読んでいても文章が飛び出してくるような
3Dで迫ってくるように感じることがあります。
[ミネソタ]
真夜中の閃光
最近、読みました。英語圏の作家のユーモア感覚が
古臭くなく、さりげなく、おおらかに 表現された良い小説です。
いきいきとした臨場感
をもって描かれていて
各シーンがポップアップしてくるようでした。
海外小説を多く読んでいると英語ネイティブの人たちの
思考回路が読めてきます。
特に原文を英語で読むとよくわかります。
英語で読むと言っても、先に日本語訳を読んでいるため
辞書をひく手間がなく慣れると楽しいです。
全米を舞台にした作品をこれからも
発掘していきたいと思います。