人間をふくめ、動物の血液中では、血球やアルブミンなどのコロイド粒子がイオン溶液に浮かんだ状態にある。このイオンがコロイド粒子に一定の負電荷、すなわちゼータ電位を与えてゲル化、凝集しないようにしている。
ある種の電磁波、ホルモン失調、毒素、活性酸素などが、この負電荷を破壊すると血液の機能が衰え、細胞内に栄養を入れることも、毒素を除去することも困難になる。この血液をクレンジングする方法について考えてみたい。
血液のクレンジングといえば「オゾン療法」が一部クリニックで行われているが効果については賛否がある。一方、どこでもできる方法としては、クレンジング力の優れた水を飲むことだろう。いい水の持つ特徴の中で最も重要なファクターは表面張力(surfase tention以下STと略す)が低いことである。水道水のSTが73ダイン。これでは細胞内にどんどん浸透していくことはできない。水の研究家として世界的に知られているGPフラナガン博士は水分子の自由運動エネルギーが最大になるSTは55-65ダインであるとしている。水分子同士の結びつきを弱めてSTを下げる方法としては磁場をかけて磁化水にするという方法がある。フレミングの左手の法則でSTを下げる。一方、フラナガン博士は超微粒子に細分化されたシリカ(ケイ素)がST低下に重要な働きをしていると述べている。水に詳しい方なら、フンザの水のことだろ、とおわかりになるでしょう。負電荷を帯びたシリカはゼータ電位を下げることでSTを下げるだけでなく、重金属などプラスに荷電する不要物質を電気的に吸着してくれる。
動物が不調を感じた時、やる事は、ジッとしている、不食、そして特定の場所へ行って粘土を食べることだという。粘土には各種ミネラルに加えてケイ素が豊富に含まれている。最近は人間も粘土を食べるべきだと言う人もいる。シリカを含む火山岩が川を下りながら、激しい水流のなかで互いにぶつかり合い、圧電効果を受けて高い負電荷を帯びるのではないかという。つまり、珪素含有水に渦流を生じさせ、それを右方向、左方向と反転させてやることによって人為的に良い珪素水を作ることができる。日本のケイ素水で、レベルの高いものを冷蔵庫で冷やして飲んでみた。胃に貯まらない感じ、そのまま全身に吸収されていくような感じがした。しかし、高価なので簡単には使えない。ケイ素は地球にはたくさんあるので量産体制さえ確立できれば安くなると思う。今、フンザ村への道はタリバンが占拠している。フンザに近い水を日本で簡単に入手できるのはフラナガン博士の長年の御努力のおかげであり感謝したい。また、若くして天才といわれ、素晴らしい就職先がいくらでもあったにもかかわらず、フンザ水の解明というこの先どうなるかわからない分野へ飛び込んでいかれた博士の勇気に敬意を表したい。
- 投稿タグ
- 珪素水 健康